やまとの味カレー – やみつき注意のスナックヒーロー

「えっ、まだ食べたことないの!?」
そんなふうにツッコミたくなるのが、長崎・佐世保生まれのご当地スナック「やまとの味カレー」です。お菓子売り場の片隅で、ひっそりでもどこか堂々とたたずむこの黄色いパッケージ。レトロなのに新鮮、シンプルなのにクセになる。そんな“やみつきスナック界のレジェンド”をご紹介します。

味カレーとは

やまとの味カレー
やまとの味カレー

佐世保生まれのロングセラー

「やまとの味カレー」は、長崎県佐世保市にある大和製菓株式会社が昭和40年代に発売したスナック菓子です。「やめられない、とまらない」で有名な某スナックと形状が良く似ているカレー味のスナック菓子。カリッと軽快な食感と、ほんのりスパイシーでどこか懐かしい味わいが魅力です。

発売からなんと50年以上。長崎県内をはじめ九州で根強い人気を誇り、最近では関東や関西、さらには海外にもファンが広がっているとか。地域密着型ながら、確実に“全国区”の仲間入りを果たしつつある注目のロングセラーおやつです。

コスプレーヤーの大和くん

味カレーのパッケージで目をひくのがとぼけた表情に味わいあるお侍さんふうのイラスト。

味カレー
味キャラクター

このキャラクターは「大和(やまと)くん」という名前で、大和製菓のほかの製品パッケージにも登場するので、味カレー専属キャラではないようです。ちなみに亀の形をした同社のせんべいスナックのカレー味バージョンにはインド人風コスチュームで、また、うす塩味バージョンでは浦島太郎風の装いで登場しています。どうやら大和くんはコスプレーヤーのようです。

やまとくん
コスプレーヤー大和くん

大臣賞を受賞

大和くんの下に書かれている「全菓博」とは「全国菓子大博覧会」のことで、日本最大の菓子業界の展示会だそう。第1回開催は1911年(明治44年)という、歴史ある博覧会なのです。味カレーは1973年(昭和48年)開催の第18回において栄えある大臣賞を受賞しています。素晴らしいですね!

食べてみた

味カレーのなかみ
ひと袋の中身です

色と香りがいかにもカレーらしく、食欲をそそります。着色料をつかってカレーらしさを演出しています。

黄色いかっぱえびせんみたいな

「サクサク」というよりは「カリカリ」という食べ応えのある食感。

カレー味は見た目ほどではなくやや薄いと感じます。ただ、塩が効いているので物足りなさはありません。これならビールのつまみにもなりそうだと感じました。

姉妹品にはオリジナルの2倍サイズの「バリデカ味カレー」や、なんと「レトルトカレー」もあるそうです。そちらもぜひ試してみたいですね。

データ

  • メーカー:株式会社大和製菓
  • 原材料:小麦粉、甘藷澱粉、植物油脂、砂糖、食塩、カレー粉、膨張剤、調味料(アミノ酸等)、甘味料(ステビア、甘草)、着色料(黄4)
  • 内容量:10.6グラム(実測)
計ってみた

管理人のつぶやき

駄菓子のなかにもビールのおつまみになるものが結構ありますね。味カレーもそうですし、ベビーカルパスとかビッグカツなんかもイケます。あとよっちゃんイカとかのスリ身系ね。

単価が安いので色々な種類のを取りそろえるのもアリですね。ちょっとした贅沢気分が味わえます。ポテチ一袋買うより飽きずに楽しめていいかもしれません。

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