昭和レトロな乗り物

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日産 シルビア(初代)- 宝石のようなスペシャルティクーペ

日本においてスペシャルティカーというジャンルを切り開いた記念碑的な日産のクーペです。まるで宝石のようにエッジの効いたデザインは「クリスプカット」と呼ばれました。日産 シルビア(初代/CSP311型)とは日産シルビア(初代)スペシャルティカー...
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ホンダ 1300 – セダンとクーペはまるで二卵性双生児

本田宗一郎さんがこだわった空冷式エンジンを搭載した最後の4輪車がホンダ1300です。セダンとクーペがありましたが、顔つきから体型までまったく別のクルマに見えるほど違います。ホンダ1300とはバイクメーカーから4輪車メーカーへ戦後に誕生した日...
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スバル 360 – 航空機メーカーの遺伝子を持った国民車

てんとう虫の愛称で知られる丸っこく愛らしいスタイルに、航空機メーカーの血筋をひく富士重工が先進の技術を込めて造り上げた歴史的な名車。のちに日本が自動車大国になる礎を築いたクルマのひとつとして、昭和を象徴する工業製品に挙げられるでしょう。スバ...
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日野 コンテッサ – 伯爵夫人にお似合いのドレスはどれ?

今日では商用トラックやバスの大手メーカーである日野自動車ですが、かつては乗用車を手掛けていました。それがイタリア語で「伯爵夫人」を意味する「コンテッサ」でした。日野 コンテッサとは日野がかつて製造・販売していた唯一の小型乗用車のコンテッサ。...
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トヨペット・クラウン(初代)- 威風堂々たる国産高級車の源流

トヨタの、いや日本の誇る高級車、クラウンの初代モデルです。海外メーカーとの提携が盛んだった時代に、あえて純国産に挑んだ意気込みが素晴らしいですね。日本の自動車産業を牽引して行こうという決意すら感じられます。トヨペット・クラウンとは自動車の誕...
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いすゞ ベレット – 和製アルファロメオの異名をとった名車

今日では商用トラックメーカー大手として知られるいすゞですが、かつては魅力あふれる乗用車も製造販売していました。大手メーカーとはひと味違う、個性的でセンスの光るデザインの名車を歴代にわたり輩出しました。ベレットは1960年代におけるいすゞの主...
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ホンダ S800 – スポーツイメージを決定的にした名車

ホンダは早くも1964年にF1に参戦していることからもわかるように、モータースポーツを通した技術開発やブランドイメージ造りに積極的に取り組んできたメーカーです。乗用車でもS500に始まるシリーズによってスポーツイメージを育ててきました。ホン...
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ホンダ バモス – いかにもホンダらしいユニークな軽

コアラを思い起こさせる顔つきからしてユニークです。ユニークなコンセプトが長続きしないところにもホンダらしさが現れたクルマです。ホンダ バモスとは二通りのホンダらしさいかにもホンダらしいユニークな軽自動車です。ホンダらしさには「技術的にユニー...
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スズキ フロンテクーペ – 空気を切り裂く弾丸スタイル

軽自動車のパワー競争にガチで参入したスズキの力作です。目を惹くのは弾丸を思い起こさせるくさび型のスタイル。デザインの巨匠、ジウジアーロが関わったというのも頷けます。スズキ フロンテクーペとはジウジアーロのエキス入りスズキの軽自動車フロンテの...
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マツダ キャロル – 小さな紳士は刈り上げがお似合い

スバル360の大ヒットに対抗すべく、マツダが投入したファミリー向けの軽自動車です。小さいながらもスペース有効活用のための工夫が凝らされ、本格的な4ドアセダンに仕立てられていました。マツダ キャロルとは小さくても本格派のセダンマツダ(当時は東...