貯金箱のおもちゃには色々なバリエーションがありますね。個人的にはコインの種類によって自動的にふるい分けしてくれるタイプのものが見ていて楽しかった記憶ですが、このガイコツ貯金箱も欲しかったですね。
ガイコツ貯金箱とは
呼び名はいろいろ
呼び名はいくつかバリエーションがあるようです。「ホラーバンク」「スカル貯金箱」「ドクロ貯金箱」など。この画像のようなカラダ全体(上半身しか出ていませんが)のものもあれば、頭蓋骨だけのものもあるようです。頭蓋骨だけなら「シャレコウベ貯金箱」がしっくりくるかな。
ガイコツがコインをかっさらう
コインを決められた位置に置くと、やおらガイコツの上半身が起き上がり、伸ばした腕の先にある手のひらでコインを引きずるようにかっさらっていきます。
この写真のものはコイン置き場に突起があるので、コインの重みによって突起が沈むことでコインを検知する仕組みと思われます。私が作ったことにあるプラモデルではコイン置き場にふたつの金属の接点があって、コインによって接点がショートし通電することで検知する仕組みになっていました。
本気の貯金には向きません
「こんな貯金箱なら楽しくお金を貯めることができますね!」と無難に結論づけることもできるのですが、実用性は高くありませんでした。
まずコインの検知があまりうまくいきません。重量検知式だと、わずか1グラムしかない1円玉では突起が沈みません。1円玉こそ貯金したいのにガイコツは認めてくれない。導電センサー式では手アブラで汚れたりなどコインの状態によってはうまく電気が流れず、ガイコツが反応しないことがあります。コイン専用なので紙幣はもとより対象外ですし。
あと、コインの収容量が限られているのですぐに一杯になってしまいます。
というわけで、本気で貯金しようとしたらこれは使えないですね。もっともそんな目的でこの貯金箱を買う人はいないのでしょうが。いわゆるジョーク商品というやつですね。
管理人のつぶやき
コインを貯めるのに一番良いのは昔売ってた1リットルサイズの清涼飲料水のガラス瓶ではなかったでしょうか?
貯まっていく様子が一目でわかるので貯めるモチベーションが続きますし、ちょっとしたインテリア性も感じられました。
コーラ、ファンタ、スプライト…
ペットボトルのおかげでリッターサイズの瓶は消滅してしまいましたが、ペットボトルでは注ぎ口が狭いのでコインが入りません。
仮にコインサイズの口だったとしても瓶にくらべたら貯金箱として役不足ではないかなぁ?