「~~餅」という商品名のついた駄菓子です。メーカーは複数社存在しますが、主流のパッケージデザインはどこも似たり寄ったり。一粒ずつつまようじで食べるお作法もまた楽しいのです。
餅系駄菓子とは

元祖はさくらんぼ餅?
今日でも駄菓子屋さんだけでなくスーパーやコンビニでも見かけるポピュラーな駄菓子ですが、誕生したのはいつ頃なのか定かな情報がありません。
一説によると昭和30年前後らしく、発売当時は木箱入りだったとか。今日主流となっているプラケースは昭和36年にサイトウ製菓が考案したものだそうです。
管理人が小学生だった昭和40年代には確実に存在していました。駄菓子屋さんやお祭りの露店で売っていたのを覚えています。
当時見かけたのはおそらく「さくらんぼ餅」。のちにさまざまなフレーバーが生まれましたから、それなりにヒットした商品だったのでしょう。

豊富なバリエーション
写真の「シャンペンサイダー」は後発バリエーションのひとつ。メーカー各社からさまざまな風味の商品が発売されています。ちょっと調べただけでもこんなバリエーションがありました。
- さくらんぼ
- 青りんご
- パイナップル
- ぶどう
- マンゴー
- コーラ
- ヨーグルト
えらぶ楽しさがあるのも餅系駄菓子の魅力ですね。
サイズを測ってみた
サイズと重量を計測してみました。
タテヨコは約1センチ。

厚さは約5ミリ。

重量は0.9グラム前後。

12個入りですから、パッケージあたりの重量は約10グラム。
同じ餅系駄菓子に「きびだんご」というスティック状のものがあります。桃太郎ふうのイラストが描かれているアレです。あちらの重量は15~20グラムぐらいなので、コスパでは桃太郎の勝ちです。
食べ方
基本は付属のつまようじで一粒ずつ頂きます。ちまちました感じがなんとも良いのです。なんとなくオママゴトしてるっぽい感覚です。もしかしたら男の子よりも女の子ウケする駄菓子かもしれないですね。

だんご3兄弟ふうにしてみるのも一興あり。

食感は柔らかく、見た目はグミのようですが、グミらしい弾力性には乏しいです。
餅菓子らしく粘着性が高いので、歯にくっつきやすいです。くっついたら付属のつまようじでとればよいですね。なるほど、つまようじは食後にそうやって活用すれば良いのか!
データ
- 品名:シャンペンサイダー
- メーカー:共親製菓株式会社
- 原材料:水飴、砂糖、でん粉、餅粉、植物油、ソルビトール、乳化剤、香料、酸味料、着色料(青1)
- 内容量:12粒
管理人のつぶやき
見た目がかわいらしく食べ方も上品なので、駄菓子はボリューム重視のガキ時代には選択肢には入らなかったように思います。餅系だったら食べ応えのある「きびだんご」を選んでいたのでしょう。
縁日で玩具のクジを売っている露店があり、ハズレの賞品がたしかさくらんぼ餅かコーヒー味の粉末だったのですが、さくらんぼ餅よりもコーヒー味の粉末を選んでいたような。
今日では100均でも見かけますね。こんど全フレーバーを大人買いしてアソート3色だんごでもつくってみようかな。