よっちゃん らーめんババア – 過激なパッケージが楽しい

商品名といい、イラストといい、パッケージのインパクトは数ある駄菓子のなかでもトップクラスと言えましょう。しかしこの老婆の「つながり目」、どこかで見たことありますね。

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平成生まれの駄菓子

そう、この「つながり目」は天才バカボンに出てくるお巡りさんでしょう。あの「本官」のお母さんをイメージしたかのようなインパクト大のパッケージ。

目立つが勝ちというなんとも駄菓子らしい駄菓子ですが、発売が1994年の商品ですので平成生まれということになります。

らーめんババアのパッケージ
強烈なインパクトのパッケージデザイン

二世代同時ターゲットだった?

しかし「ババア」とは駄菓子とはいえ過激な表現ですね。いや駄菓子ならではと言うべきか。

今どきの良い子たちは「ババア」なんていうハシタナイ言葉は使わないのではないかな?

だいたいこんなお団子をのっけたような髪型に白い割烹着をきたおばあさんなど、とうの昔に絶滅してしまったのではないでしょうか。これは昭和時代のステレオタイプでしょうね。

駄菓子を買いに来る子どもは当然メインのターゲット顧客なんでしょうが、実はその親やおじいちゃん世代も狙っていたんじゃないかというのが管理人の憶測です。

その証拠に、ビールのおつまみにもオススメされています。

パッケージの裏側
「ビールのおつまみとして」という大人向けのメッセージも

源流はベビーラーメン

『らーめんババア』の源流をたどると、行きつくのは『ベビーラーメン』でしょう。

『ベビーラーメン』の発売は1959年ですから、管理人の誕生前です。定価は10円でした。

管理人が駄菓子屋にせっせと通っていた1970年代前半にも10円で買えましたが、1973年に倍の20円に値上げされました。石油ショックの影響だったのでしょうか?

現在『ベビースターラーメン』を販売しているおやつカンパニーの前身である松田産業が、当時販売していたふつうのインスタントラーメンの製造時にでる麺のカケラを従業員におやつとして出したところ、「これはウマイ!」と評判になり商品化に至ったということです。

今ふうに言えばフードロスの削減と従業員満足度の向上を同時に実現したナイス経営判断、となりましょう。

ちなみに『らーめんババア』の製造元は「よっちゃん食品工業」。酢漬けイカふう駄菓子『よっちゃんイカ』が主力商品ですね。おやつカンパニーとは関係がありません。

パロディを受けて立つ

駄菓子には一般的に知られる商品を真似したパターンがありますね。ラーメン系駄菓子もそうです。いわばパロディ商品。

ふざけてパロディを受けて立ってみました。ラーメン風にアレンジ。スープは入っていませんが、結構それらしく見えませんか?

どんぶりラーメン風アレンジ
どんぶりラーメン風アレンジ なかなかいい感じ?

短命だったジジイ

平成に生まれ、令和にも元気な姿を見せていた『らーめんババア』でしたが、2020年夏ごろに販売終了していました。コロナ禍の影響もあったのでしょうか。天国から良い子たちを見守ってくれていることでしょう。

ちなみに、姉妹品(というか夫婦品?)に激辛の『らーめんジジイ』がありましたが、ババアよりはるか前に製造終了しています。どうやら駄菓子界でも女性のほうが長命であるようです。

管理人のつぶやき

自分が子どもの頃に買っていたベビーラーメンは、駄菓子の中では「美味しくてけっこうボリュームがある」、今風に言えば「コスパが良い」選択肢でした。

その当時と比べると、現代のラーメン系駄菓子はずいぶん少量になってしまった印象。駄菓子らしい値付けをするためには仕方のないことなのでしょうね。

でも、さすがにどうなの?と思う商品もあります。当たり付きの「ヤッター!めん」は金券が当たるところは魅力的なんですが、ラーメンの量は「ほんのひとつまみ」程度です。今の子どもたちは昔ほどお腹をすかせていない、ということでもあるんでしょうかね。

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