ホワイトロリータは、米どころ新潟には珍しい洋菓子メーカーのブルボンが昭和40年に発売した歴史あるクリームクッキーです。サクサクした食感のスティック状クッキーをホワイトクリームでコーティング。優しい味わいは時代を経ても変わりません。
ブルボン ホワイトロリータとは

新潟生まれのロングセラー洋菓子
ブルボンは「ホワイトロリータ」の他にも「ルマンド」や「アルフォート」など全国区の洋菓子で知られるメーカーです。本社は新潟県柏崎市。
新潟県の製菓メーカーといえば、「柿の種」や「ハッピーターン」で知られる亀田製菓をはじめ、岩塚製菓や三幸製菓などおせんべいやあられなどの米菓が主力のメーカーがよく知られています。
ブルボンも「チーズおかき」や「羽衣あられ」など米菓もラインアップしていますが、代表的な商品は洋菓子という珍しいメーカーです。
ホワイトロリータの発売は1965年(昭和40年)。ブルボンのヒット商品のなかでは一番の古株です。

ロリータの由来
「ロリータ」と聞くと、即座に「少女」を連想するのが大方の反応ではないでしょうか。「ロリータ趣味」などと俗な使われ方をしてしまうこともありますが、元をたどるとナボコフという作家が1955年に刊行した小説に登場したヒロインの愛称です。
ホワイトロリータの由来はブルボンの公式説明がないので不明ですが、ホワイトクリームをまとったクッキーを清楚な少女に例えたとしても不思議ではないでしょう。
とはいえ、綴りは「White Rollita」であるのに対して、ナボコフのロリータは「Lolita」です。ホワイトロリータの形状をよくみるとねじったか転がした(Rollした)ような形をしているので、もしかしたら製法由来なのかもしれませんね。そんなことを考えながらかじってみるのもまた楽しいものです。

コーティングはクリーム
パッケージに「クリームクッキー」とあるように、クッキーをコートしているのはホワイトクリーム。ココアバターを使ったホワイトチョコではありません。
ホワイトクリームは体温ですぐに溶けてしまうので、指で直接つままず、個包装を剥きながら頂くほうがきれいに食べられます。

スティック状のクッキーはサクサクとした心地よい歯触り。実に軽い食感です。ホワイトクリームのミルク感あふれる甘味と絶妙にマッチしていて何本食べても飽きが来ません。
この組み合わせこそが60年以上もの長きに渡って売れ続ける秘密なのでしょう。

管理人のつぶやき
久しぶりにホワイトロリータを食べてみて、やっぱり子ども時代を想いだしました。
とはいえ、どんな状況で初めて口にしたのかはっきり想いだせるわけでもないのです。なんとなく「保育園でおやつに出たのかな」とか、「ばあちゃんが買ってきたのかな」とか、「近所の人からもらったのかな」とかそれらしき想像は働くのですが、よくわかりません。
ただ、保育園かせいぜい小学校低学年ぐらいまでのあいだの、まだミルクの味から卒業しきっていない頃のことだったのはたぶん間違いないと思います。それぐらいのはるか遠い懐かしさが蘇りました。


