良寛さんで知られる新潟県・出雲崎に佇む、昭和レトロが満喫できるミュージアム。当時を懐かしむ昭和世代からレトロを「エモい」と感じる令和ジェネレーションまで、誰もが楽しめる体験型スポットです。昭和100年を迎えた2025年、大きくリニューアルオープンしています。
目次
出雲崎レトロミュージアムとは

コンセプトは体験型
昭和レトロをテーマとしたイベントや展示場は全国各地に散在しますが、展示品は鑑賞するだけで実際に手に取ることはできない場合が多いです。
現代に残る貴重な展示品を保護するためには致し方ないことだと理解できますが、若干の物足りなさを感じるのも正直なところ。
ここ出雲崎レトロミュージアムは、そんな常識をくつがえす「体験型」のミュージアム。当時のアイテムに触れたり、実際に動かしてみることもできる、昭和レトロのリアリティースポットなのです。
みどころ紹介
ミュージアム館内はテーマごとにコーナーが設けられています。まるで昭和時代にタイムスリップしたかのような臨場感が味わえます。とてもすべては紹介しきれませんので主なコーナーだけですが、みどころをご紹介しましょう。
仮面ライダーコーナー
チケットを購入して展示スペースに入ると、歴代の仮面ライダーがお出迎え。ここはショーケース越しに眺めるだけですが、初代ライダーから80年代のライダーたちまで、フィギュアや変身玩具、ライダーカードのアルバムなど懐かしのアイテムがずらりと展示されています。
リアルタイムでテレビの仮面ライダーを観ていた世代には、「これ、持ってた!」「これ、欲しかった!」なんていう一品が見つかることウケアイです。



駄菓子屋コーナー
子どもの社交場、駄菓子屋さんをモチーフにしたコーナー。駄菓子屋といいつつも、駄玩具も含めていろいろな品物が所せましと立体配置されてカオスな状態をうまく再現しています。

謎駄菓子の代表格「モロッコヨーグル」。ほのかなフルーツ風味とチープなクリーム感。ひとさじでなくなる分量は飢餓感が煽られて絶妙。大物を引き当てて歓喜した「糸ひき飴」も。

瓶入りドリンクは王冠の裏にクジがついていたものもありました。当たるともう1本とかお金がもらえたりしてワクワク感がありました。

おもちゃ屋コーナー
駄菓子屋の駄玩具とは一線を画した本格?玩具はおもちゃ屋さんのテリトリー。お年玉でまとまったお金が手に入ったり、コツコツためたお小遣いを解放する時には真剣に品定めしたものです。親に買ってもらえる家庭がうらやましかったっけ。

今どきのゲームは画面を見ながら遊ぶものが主流ですが、当時はモノを動かすのが当たり前。だいたい乾電池が必要で、入れっぱなしにして液漏れに泣いたことも。

昭和の居間
昭和の居間に欠かせないのがちゃぶ台。食卓として一家で囲んだり、家事の合間にご近所さんと世間話に花を咲かせる社交の場を提供したり、ときには子どもの勉強机にもなったりしたマルチパーパスな家具です。横暴な主人によってひっくり返されるシーンもドラマや漫画に描かれていました。


小学校の教室
チョークの匂いがする懐かしい風景。小さな机の上に教科書とノートを広げて勉強したり習字やそろばんのお稽古をしたり、そして何よりの楽しみだったのは給食でした。


ゲームコーナー
ゲームコーナーは複数のカテゴリーに別れています。個人的に特にはまったのがアーケードゲームのコーナー。あの歴史的ゲームがなんと無料で楽しめるのです。
ただ、問題は遊び方をすっかり忘れてしまっていること。何ゲームかこなすうちに徐々に思い出したのですが、必死で習得したハズの技は忘却の彼方でした…

駄菓子屋ゲームのコーナーもあります。10円玉をはじいたりしてうまくゴールまでたどり着くと景品がもらえるやつですね。ここは有料ですが、1ゲームたったの10円ですからお財布に優しいのです。


マニアックなのがこのコーナー。家庭用ビデオゲーム機の元祖がずらり。家庭でもゲームセンターや喫茶店のようなビデオゲームが楽しめるなんて画期的でした。こちらは無料で遊べます。


ほかにもみどころ満載
ほかにもみどころが沢山あり過ぎてとても紹介しきれません。写真で雰囲気だけでも感じていただければと思います。レトロ好きな貴方、出雲崎までぜひ足を延ばしてみてください!




出雲崎よいとこ
出雲崎はかの良寛和尚が生まれ育ったところとして有名で、良寛さんにまつわるスポットが多々あります。また、松尾芭蕉が「荒海や佐渡に横とう天の川」と謳った日本海を臨む景勝地でもあります。
また、少し足を伸ばせば新鮮な魚介の刺身や浜焼きが堪能できる通称「魚のアメ横」寺泊魚の市場通りも。
レトロミュージアムで昭和を満喫したら、歴史と美しい日本海、豊かな海の幸もぜひ味わっていただければと思います。


データ
- 所在地:新潟県三島郡出雲崎町大門869-5
- 電話:0258-89-7749
- 営業時間:10:00 – 16:00
- 休館日:水曜日(不定休あり)
- 入館料:1,000円(障がい者割引、団体割引などあり)
- ホームページ:https://retromuseum.co.jp/
管理人のつぶやき
お盆休みにお邪魔してきました。管理人と同年代(昭和30年代後半生まれ)と思しき両親とその子どもに孫らしき大家族やら、大学生のグループ、20代と思われるカップルなどまさに老若男女で大盛況。当時を知る人にとっては思わず童心に帰るほど懐かしく、知らない人たちにはたまらなく「エモい」空間。世代を越えたエンタメがここにはあります。
貴重な展示品の数々。いずれも数十年の時を経ていますから、維持管理には大変なご苦労があることでしょう。館長さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
入館時の説明や館内の注意書きに従い、マナーを守って楽しいひとときをお過ごしください!


