いつしか駄菓子屋のラインアップに登場し、主役級の存在になっていた米菓です。にっぽん昔話風のパッケージがノスタルジックな気分にさせてくれます。
餅太郎とは

もち米から生まれた?
その名のとおり、餅太郎はもち米から生まれました。と断言したいところですが、実は原材料に「もち米」の記載はありません。「でん粉」は使われていますので、これがもち米由来なら間違いなくもち米から生まれた、と言えるところです。小麦粉も使われていますが、風味や食感からは明かに米菓の一種と思われるので、小麦粉はなにか補助的な役割で使われたんじゃないでしょうか。

ついでに米菓について
米菓というと一番に思い浮かぶのは「せんべい」ではないでしょうか?せんべいの原材料は「うるち米」つまり普段ごはんとして食べているあのお米と同じなのです。
お米には「うるち米」のほかに「もち米」があるのはご存知でしょう。もち米を使った米菓は「かきもち」や「あられ」と呼ばれています。せんべいが「パリッ」としていて「堅い」食感なのに対し、製法にもよりますが、どちらかと言えば「サクッ」と軽い食感がもち米系米菓の特徴といえましょう。
「かきもち」も「あられ」も干した餅を焼いたり油で揚げたりして作られますが、一口サイズの小さいほうが「あられ」です。そう、この餅太郎は「あられ」の仲間なんです。
食べてみた

口に入れた瞬間、米菓特有の香ばしい香りがひろがります。噛むと「サクッ」とした軽い歯ごたえとともにほどよい塩味が感じられます。くちどけが良いのであまり噛まないうちにすぐにのどの奥に消えていきます。なので、次々に口に放り込んであっというまに一袋完食、となりました。
最後にピーナッツが一粒残りました。柿の種にもピーナッツが入っていますが、あれは柿の種の辛さを中和する口直しのためと聞いたことがあります。餅太郎は口直しするほどのクセはないので、そういう意味はないのでしょう。でも入っているとなんだか嬉しいですね。

ちなみに、しょっぱい系駄菓子には濃いめの味付けだったり激辛香辛料を使っていたりしてビールのおつまみになりそうなものが散見されますが、餅太郎にはそこまでの個性はありません。あくまで子ども向けのやさしい塩味です。

姉妹品はソース味
餅太郎には姉妹品があります。「どんどん焼き」と言いますが、こちらはソース味。ベースの米菓は同じと思われますので、フレーバーによるバリエーション展開ですね。この方式ならば、チリソース味の「メヒコ太郎」とか、ピザ風味の「ボーノ焼き」なんていう派生商品が登場しても不思議ではないと期待したりして。


データ
- メーカー:株式会社菓道
- 原材料:小麦粉、植物油、でん粉、ピーナッツ、食塩、香辛料/膨張剤、調味料(アミノ酸)
- 内容量:8グラム
管理人のつぶやき
駄菓子を味で分類すると、「甘い系」「酸っぱい系」「しょっぱい系」の3系統に大別できると思います。
甘い系はチョコ、ガム、キャンデー、ラムネ、ドーナツなど。品種では一番多いのが甘い系ではないかと思います。
酸っぱい系は酢漬けものが多く、酢イカや酢コンブが代表的。食べたことありませんがさくら大根なんてのもあります。あと梅ジャムも酸っぱい系に入りますね。どれも結構クセが強くて好き嫌いの別れるカテゴリーではないでしょうか。
しょっぱい系はスナック菓子が多いですね。餅太郎が登場する前はベビーラーメンが王者だったと思います。しょっぱい系は比較的食べ応えがあって、空腹を満たしたいなら第一の選択肢でしたね。大判のエビせんべいも良かったなぁ。


