イナズマン – サナギから蝶に変態する超能力ヒーロー

超能力やUFOなどオカルトがブームになった、1973年から74年にかけてテレビ放映された番組のヒーローです。仮面ライダーV3と同期にあたります。そんな時代背景から、超能力スパイスを存分に効かせた設定でした。

イナズマンとは

イナズマンの雄姿
イナズマンの雄姿

蛾じゃないぜ、この触角

主人公・渡五郎(わたり ごろう)が持っていた超能力を、同じく超能力をもつ少年少女のグループ『少年同盟』が覚醒させ、ともに新人類帝国のミュータンロボットと戦う、というストーリー。ちなみに渡五郎を演じたのは『人造人間キカイダー』のジロー役だった伴 大介です。ジローがゴローに進化した?!

イナズマンの触角
ド派手な触角がキャッチ-

「蝶」をモチーフにしたというイナズマン。しかしこの触角、どう見ても蝶というより「蛾」に見えてしまうのですが…ちなみに、「蝶」のモチーフがモチーフになったのは、主人公の「超」能力と語呂合わせで決まったとか。ホンマかいな!と突っ込みたくなります。

それはさておき、面白いのは蝶であるイナズマンには直接変身できず、「ゴーリキショーライ!」 の呪文によりまずは「サナギマン」になってエネルギーを蓄える必要があること。そう、イナズマンは変態するヒーローなのです。

そのサナギマンですが、戦闘能力はいたって低く、敵にボコボコにやられてしまうのがお約束。そこを耐えに耐え、パワー満タンとなって初めて「チョーリキショーライ!」と、晴れて無敵のイナズマンにチェンジできるのです。このカタルシスがたまらないわけですね。

三原色のコスチューム

スカイブルーをベースに、イエローとレッドの稲妻ストライプをあしらったコスチューム。背面のデザインにも手抜きはなし。カラフルで活動的、見ていてワクワクしてくるヒーローです。

イナズマンの背面
背面デザインも手抜きなし

ヒーローにベルトはつきものです。稲妻と蛾の、失礼、蝶の触角を模したデザインにシビレます。

イナズマンのベルト
ベルトにも触角モチーフが

噛みつく相棒

ライジンゴー
噛みつくライジンゴー

少年同盟の指導者キャプテン・サラーが与えてくれた万能戦闘車、『ライジンゴー(ライジン号とも)』です。

いかにも噛みつきそうですが、やっぱり噛みつきます。敵のロボットを破壊するほどの威力を誇ります。ボンネット内部からは四連装ミサイルやネットを発射したり、地中を掘り進むためのドリルを繰り出します。さらにマッハ3の速度で空を飛ぶことも。ちなみに5人乗りなのです。

データ

  • 放映:1973年10月〜1974年3月
  • テレビ局:NETテレビ系列
  • 放映回数:25回
  • 主演:伴 直弥

管理人のつぶやき

本文にもあるとおり、サナギマンはちっとも強くなくてしかもカッコ悪い。手持ちの画像がないのが残念ですが、ネットで調べていただくとわかるように、茶色くてブサイク。まるで悪の怪人みたいなのです。

それだけに、みごとに蝶へと変態したあとのイナズマンの雄姿のなんと眩しいことか。子どものころは「なんでいちいち弱いの出てくるんだよぉ~」と不満を感じていたのですが、いきなり蝶に変身できないのは自然の摂理。人生だって苦難の時代を過ごしてこそ美しい花が咲くってもの、な~んて今にして納得する管理人です。

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