昭和レトロな電化製品

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日立 パディスコ SRⅡ – 大口径のホワイトコーンを大出力で鳴らす愉悦

ラジオやラジカセといった、いわば若者向け家電の分野ではやや地味な存在だった印象のある日立ですが、パディスコシリーズで知られるラジカセには優秀で魅力的なモデルを揃えていました。本機は日立のモノラルラジカセの最高傑作といえましょう。 パディスコ...
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ナショナル MAC ST-5 – 精かんで個性的なデザインが魅力的

ラジカセを選ぶポイントは機能や性能もさることながら、デザインが自分好みかどうかも重要です。個性的であればあるほど好き嫌いは別れますが、ズバリはまれば愛着もひとしお。MAC ST-5はそんな個性派ラジカセのひとつといえましょう。 STEREO...
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ソニー スカイセンサー5950 – BCLラジカセの真打登場

昭和時代の複合家電の王様・ラジカセが、1970年代後半にブームとなったBCLを取り込んで「BCLラジカセ」を生み出しました。ソニーからはアナログBCLラジオの名機・スカイセンサー5900にカセットを合体させたモデルが登場。その名も『スカイセ...
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ナショナル クーガ113 – 珍しい横長スタイルのBCLラジオ

BCLラジオのなかには、性能や機能はそこそこながらデザインに魅力を感じるものがあります。クーガ113は極端に横長のプロポーションが印象的な、まさにそんなBCLラジオのひとつと言えましょう。 クーガ113(RF-1130)とは クーガ3兄弟の...
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ビクター BCL515 – あえてラジカセでBCLブームに参入

1970年代中~後期にブームとなったBCL。多くのメーカーはBCL向けに性能と機能を強化したラジオをラインアップしましたが、ビクターはまずラジカセで参入。ラジカセといっても決して侮れない本格的なBCLマシーンでした。 BCL515(RC-5...
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三菱 ジーガム505 – とても高性能なのに惜しいBCLラジオ

BCLラジオの勢力図は、ソニーのスカイセンサーとナショナルのクーガが2強であとは第3勢力としてくくられてしまう様相でした。三菱電機のジーガムも第3勢力の一角です。ラジオでBCLの情報番組を提供したり高性能なBCLラジオを投入するなど大いに意...
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アイワ stereo830 – システムアップの核となる実力派ラジカセ

システムアップというコンセプトを前面に打ち出したアイワのステレオラジカセです。豊富な外部端子を装備していることに加えて、大出力アンプにカセットデッキ並みのスペックを誇る高性能デッキメカを搭載した実力機です。 stereo 830(TPR-8...
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東芝 トライX2000 – 第3勢力が狙ったBCL革命

1970年代後半に盛り上がったBCLブーム。海外短波放送受信のための機能と性能を磨いたBCLラジオが大いに売れました。ソニーのスカイセンサーとナショナルのクーガが人気を二分しましたが、第3勢力のなかにも魅力的な名機が。東芝のトライXもそんな...
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ナショナル リモコンMAC – 離れた位置から操作できるワイヤレス・オペレーション装備

現代では当たり前ながらリモコン操作を可能にした当時としては画期的なラジカセです。ワイヤレスマイクにリモコン機能を持たせ、離れた位置からテープの録音・再生を操作することができます。 リモコンMAC(RQ-556)とは 1970年代はラジカセが...
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ナショナル クーガ118D – 微妙なポジションのBCLラジオ

ナショナルのアナログ式BCLラジオ、クーガシリーズで最も価格の高い製品です。周波数直読メカを搭載したクーガ2200と同時期に発売されましたが、こちらは周波数直読機能がないにもかかわらずクーガ2200より高価格という、微妙な位置づけになってい...